ダイエットの決意・心構え・準備
誰しもダイエットを決意したことは1度はあるのではないでしょうか?
ダイエットと聞くと、○○制限とか、有酸素運動とか、半身浴とか、「頑張ること」をいろいろイメージされると思います。
ダイエットを成功させる秘訣は、「継続すること」が一番重要だと思います。
短期的に痩せることももちろん可能ですが、身体に無理なく、心に無理なくきれいになる方が理想的だと私は考えるからです。
痩せるためには身体づくりが重要です。
まずは、痩せやすい身体を理解し、そこに近づくための準備をしましょう。
ダイエット失敗例
良くある話で、「食べる量を減らして運動量をもっと増やす」という考え方でダイエットを目指すということがあります。
これは、カロリー理論に基づく方法であると思いますが、この方法ではダイエット効果がないと海外の研究で明らかになっています。
食事を極端に減らすと、必然的に空腹感が強まり、身体は防衛反応が働きエネルギーの消費を減らそうとします。
要するに、身体の中では「次、いつ栄養源が入ってくるかわからないぞ!十分入ってくるまで蓄えておかないと!」といったように、入ってきた栄養素を脂肪や糖などのエネルギー源に変換し、身体各所に取り込んで溜め込んでしまうのです!
この状況では、溜め込んだものを使うことはしないため結果的に代謝が悪化して体重は減少しにくくなります。
ダイエット≠食事制限
食事を減らすと、
我々の身体はエネルギーの消費を抑えようとして身体を動かすのを止めてしまいます。
それは、当たり前の話ですが、身体を動かすのに必要なエネルギーが入ってこないためです。
身体がエネルギー不足に陥ると、体内に入ってきたエネルギー源を溜め込むか、エネルギーの消費を減らそうとして動かなくなるか、あるいはその両方の反応がでます。
そして、空腹感が強い状態が続くとストレスホルモン(コルチゾール)が放出されやすく、心までも不健康になってしまいます。
食事は、減らすことを考えるのではなく、 ①食べるもの →惣菜、弁当、レトルト、外食を避けて添加物のない自然食品から栄養源を摂取するなど ②食べる時間 →活動量に応じた食べ方をする(朝ごはんは抜かない!) ③食べ方(調理方法) →揚げ物、炒め物などを避け、蒸し物や煮物・グリルに調理法を変更するなど を変化させることが重要だと私は考えています。
ダイエットと食事:炭水化物について
炭水化物は摂取すべき?制限すべき?様々な意見があると思います。
私は最低限の量は摂取すべきだと思います。
理由は、
- その他の栄養素を効率よく吸収するために必要であること
- 疲労回復に必要であるため
- 身体を動かすための即時エネルギーとして必要であるため
食べるタイミングと量を理解して摂取することが望ましいことと、摂取する炭水化物の種類に気を付ける必要があると思います。 どういうことかというと、 精製された食品(白米や白パン、加糖飲料など)から摂取するのではなく、自然食品(「全粒穀物」:加工度の低い、自然のままに近い穀物。玄米、小麦、トウモロコシ、キビ、アワ、ヒエ、ソバなどがある。全粒穀物は食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルなどの栄養素も精白されたものに比べ多く含まれる。)から自然に摂取することが重要だということです。
ダイエットと食事:脂質について
脂質は摂取すべき?制限すべき?これに関しても様々な意見があると思います。
私の考えは、積極的に摂取すべきです。
ただし、やみくもに何でもかんでもということではなく、食材そのものに含まれる良質な脂質に限って積極的に摂取することを推奨するという考えです。
良質な脂質の定義として私は、肉・魚・卵・ナッツ類などそもそも食材の中に自然に含まれるものを考えています。
良質な脂質と呼ばれているのは、 ①DHA・EPAなどの「オメガ3系脂肪酸」 ②MCTオイルなどの「中鎖脂肪酸」など。 オメガ3系脂肪酸は体内で作ることができないため、食事などで摂る必要がある脂質です。 サバ、イワシなどの魚類などに多く含まれるとされています。
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