お尻集中トレーニング その3 #1

ダイエット

ヒップトゥヒール

ヒップトゥヒールは、股関節を軸に上半身を動かすトレーニングの基本動作です。

立って行うとバランスが難しい方や、腰を反りやすい方におすすめなのがこのエクササイズです。

下半身を固定した状態で股関節の動きを意識できるため、正しいフォームを身につけやすく、腰痛予防や姿勢改善にも効果的です。


① 運動の開始姿勢

  1. マットの上に両膝をついて立ちます(膝立ち姿勢)
  2. 足首を背屈(フレックス)にして指をたて、膝は骨盤の幅程度に開きます。
  3. 背筋をまっすぐ伸ばし、胸を軽く張ります。
  4. 両手は骨盤の横に添えるか、胸の前で軽く組みましょう。
  5. 目線はまっすぐ前方へ。                                 → このとき、体がまっすぐ一直線になる姿勢がスタートポジションです。

② 運動の終了姿勢(動作の流れ)

  1. 息を吸いながら、股関節を中心に体をゆっくり前へ倒します。                → 背中を丸めず、胸を張ったまま上半身を傾ける。
  2. 太ももの前側(大腿部)に軽い張りを感じたらストップ。
  3. 息を吐きながら、お尻の筋肉を締めるようにして元の姿勢に戻します。
  4. この動作を30秒行いましょう。

※ 背中を動かすのではなく、「股関節から折りたたむ」意識がポイントです。


③ 運動の効果

  • 股関節の正しい動きを習得できる
  • 腰に負担をかけずにお尻・太ももを強化
  • 骨盤の安定性向上
  • 姿勢改善・反り腰予防
  • スクワットやデッドリフトなど他のトレーニングの動作改善

ヒップトゥヒールは、正しいヒップヒンジ動作の“基礎練習”として非常に効果的です。


④ 鍛えられる主な筋肉

  • 大臀筋(だいでんきん):お尻の筋肉。姿勢を戻すときに強く働く。
  • ハムストリングス:太ももの裏側。骨盤の動きをサポート。
  • 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん):背中をまっすぐ保つために働く。
  • 腹横筋(ふくおうきん):体幹を安定させ、腰の反りを防ぐ。
  • 骨盤底筋群・内転筋群:体幹下部を支え、骨盤の安定に寄与。

⑤ 運動を行うにあたっての注意点

  • 背中を丸めたり反らせたりせず、常に胸を張って背骨を中立に保つ
  • 股関節を動かす意識を持ち、腰を折らない。
  • 動作中に太もも前面が突っ張る場合は、倒しすぎに注意。
  • 骨盤を前に押し出すようにして戻すと、お尻の筋肉を意識しやすい。
  • 膝をつくのが痛い場合は、膝下にタオルやマットを敷き、膝への負担を減らす。

⑥ よくある運動方法の間違い

  • 背中が丸まる/反る:股関節ではなく腰で動いてしまい、腰痛の原因になります。
  • お尻を後ろに引きすぎる:骨盤の位置がずれ、正しいヒンジ動作になりません。
  • 上体を倒しすぎる:バランスを崩したり、太もも前に過剰な張りを感じることがあります。
  • 首だけ前に出す:頭の位置がずれて背中のラインが崩れます。目線はやや下を保つ。
  • 呼吸を止める:自然な呼吸を続けることで、体幹の安定性を高めましょう。

まとめ

ヒップトゥヒールは、下半身の動きを“骨盤から”コントロールする感覚を磨くのに最適なエクササイズです。

特に、腰痛を繰り返す方や、立位でのヒップヒンジが苦手な方には非常に効果的。

フォームを丁寧に意識しながら行えば、お尻・体幹・姿勢すべてに良い変化を感じられるでしょう。

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