背中を引き締める!筋トレ!肩甲骨の筋肉に着目!

ダイエット

背中を引き締めるには筋トレ!?

腋(ワキ)のあたりに溜まる「ハミ肉」が気になったなったことありませんか?

部分的に脂肪が溜まるということは一般的に考えにくいので、そこだけ太ったということではないと思います。では、どうしてそのようなことが起こるのでしょうか??私が考える原因は、次の通りです。

背中側の筋肉は、身体の前側にある筋肉とは異なり、自身でなかなか見るというか、目に入る機会が少ないと思います。要するに、よっぽど気にしていない限り、ハミ肉(脂肪)が溜まったというような「結果」が起こらないと気づくことさえないということです。

もう一つ言うと、ハミ肉=脂肪がつくというよりかは、背筋を使う頻度が少なくなって筋肉が衰えたり、姿勢不良(猫背や巻き肩などに代表される)のせいで筋肉が衰え、脂肪に置き換わってしまったり、皮膚がシワになったりしてしまうことが原因であると思います。

体重計に乗ってみると別に体重が増えたわけでもないのに、今までの服を着てもきつくて着れないこともないし、最近体形の変化を感じることもないのに、上図のイラストのようにTシャツやカットソーを着たときにシャツのシワやたわみが気になったことや、背中のお肉に下着が食い込んでいることが気になった経験はありませんか?

この、はみ出るお肉、いわゆる「ハミ肉」。嫌ですよね。気になり始めると、他人に見られる視線を気にしたりなんかして、着たい服も着れないし、人の前を歩くのも億劫になってしまいますよね。

このような悩みの共通点は背中の贅肉になると思います。

「ハミ肉」・「脂肪」・「贅肉」の改善には背中や肩甲骨周りの筋肉に対して、運動やトレーニングが劇的に効果を発揮します!しかも、うれしいことに基礎代謝アップや姿勢改善にも効果を発揮することが期待されます!

一石二鳥の運動やトレーニングを開始する前に、まずは肩甲骨の構造や姿勢との関係を学び、効果的に運動やトレーニングに取り組める準備をしてみましょう。

背中を引き締める筋トレと肩甲骨の筋肉

姿勢と肩甲骨の関係

姿勢不良に代表される「猫背」や「巻き肩」という状態は、肩甲骨のアライメント(位置)は外転している状態になっています。

外転というのは、肩甲骨のアライメントは本来、脊柱(背骨)から男性の場合7cm、女性の場合5~6cmの位置にあると言われていますが、そこから大きく外れてしまい、肩甲骨が外側に引っ張られている状態を指します。

現在の生活の中では、パソコンやスマートフォンの普及によりライフスタイルに大きな変化が出ていると思います。また、それらを駆使して生活を行うため、普段から偏った姿勢や筋肉の使い方になっていることが必然的に多くなってしまします。

日常生活の中で前かがみの姿勢をとることが多くなると、猫背や巻き肩といった姿勢不良に陥りやすく、この姿勢による肩甲骨への運動連鎖による影響は計り知れないものになっています。

筋肉に与える影響は、僧帽筋中部や菱形筋などを主とした肩甲骨を内側(正しいアライメントに保持する筋肉)にある筋肉は弱化し、その結果肩甲骨は外転位となり、胸前の筋肉や肩甲骨外側にある筋肉が凝り固まりやすい状況になってしまします。

また、肩甲骨のアライメントが悪くなり、姿勢に影響を及ぼすことで、本来溜まることのない場所に脂肪が滞り、見た目の変化はもちろんのこと、さまざまな症状を引き起こす原因になってしまします。

「巻き肩」・「猫背」に関しての情報は以下の記事に詳しく記載していますので合わせてチェックしていただけると幸いです。

「巻き肩」に関しての記事はコチラ ←クリック

「猫背」に関しての記事はコチラ ←クリック

肩甲骨周りの筋肉

肩甲骨周りにつく筋肉は17種類(20種類)あると言われています。

僧帽筋(上部・中部・下部)、広背筋、小菱形、大菱形筋、肩甲挙筋、小胸筋、前鋸筋、三角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋、肩甲下筋、上腕二頭筋、烏口腕筋、上腕三頭筋、肩甲舌骨筋がその筋肉の種類です。

肩甲骨の動きは、上方回旋・下方回旋・外転・内転・挙上・下制(プラス前傾・後傾)の6種類(8種類)がありそれぞれ作用する筋肉が変わります。

また、肩甲骨は胸郭(肋骨)後面に浮遊してある骨であり、その安定性は肩甲骨周りに四方八方についている筋肉によって担保されています。ですので、どこか一方が硬くなったり弱くなったりして機能不全を引き起こすと、簡単にアライメントが崩れてしまうということなのです。

肩甲骨と褐色脂肪細胞

一般的に、脂肪細胞には2種類があり、一つは白色脂肪細胞で、もう一つは今回紹介する褐色脂肪細胞です。前者の白色脂肪細胞は皮下脂肪や内臓脂肪に多く、細胞内に栄養素を脂肪として貯蓄するという特徴を持っています。それに対して、褐色脂肪細胞は脂肪を分解し、熱を産生することで体温調節を行っているという特徴があります。同じ脂肪細胞でも、貯蓄(溜め込む)する白色脂肪細胞と分解する褐色脂肪細胞と相対する特徴を兼ね備えています。

褐色脂肪細胞は、前述の通り身体の中のエネルギーを利用して「熱」を作り出す細胞と言われています。分布している場所は、首の周りや肩甲骨周囲、わきの下、腎臓のあたりにたくさん存在すると言われています。また、熱を作るミトコンドリアという細胞内器官が多く存在しています。そのため、細胞が褐色に見え、それが所以で褐色脂肪細胞と言われています。

そして、交感神経が優位に働いている時に活性化しやすいという特徴があります。痩せやすい身体を理解し、そこに近づくための準備が必要です。

上記特徴のある褐色脂肪細胞を活性化させるためには、肩甲骨の存在が大きな影響があると思います。肩甲骨の可動域が十分にあり、肩甲骨周囲の筋肉を適切に活動させることで、脂肪細胞の分解が進み、体温の上昇が起こりやすくなります。こういった状態に近づくことで、基礎代謝も向上し、より痩せさすい身体に変化していくということです。

背中を引き締める!筋トレ!肩甲骨の筋肉に着目!のまとめ

今回は、背中の「ハミ肉」(脂肪)を落とすための原因や改善のキーポイントになる、肩甲骨についてアライメント・筋肉・褐色脂肪細胞を中心に情報をお伝えさせていただきました。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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