ダイエットに効果的な運動のタイミングは?
運動するタイミングはいつがおススメか?
私の考えでは、朝の時間帯を推奨しています。
なぜかというと、脂肪細胞はいつの時間帯でも燃えていますが、朝は「よし!今日も、一日がんばるぞ!!」とスイッチを入れるために交感神経が優位に働いている時間帯であるといわれているためです。
夜は、リラックスして良い眠りにつくために副交感神経を優位にする必要があるため、ストレッチなどリラックスできるメニューが望ましいです。
ダイエットに効果的な運動のタイミングと交感神経について
副交感神経とともに自律神経系を構成している。脊髄と各器官をつないでいるもので、全身に興奮の刺激を伝える役割があります。運動においては、交感神経優位が「アクセル」、副交感神経優位が「ブレーキ」と例えられることが多いです。
交感神経が興奮(優位に働く)と、
- 心臓血管系の促進(血流増加)
- 代謝の促進が起こる
- 胃腸の消化吸収作用は抑制される
- 呼吸数増加
- 膀胱拡大
- 血圧上昇、口腔状態ネバネバ
副交感神経が興奮(優位に働く)と、
- 心臓血管系の抑制
- 胃腸の消化吸収作用は活発化される
- 呼吸数減少
- 膀胱縮小
- 血圧低下、口腔状態サラサラ
それぞれは、相対する形で上記のような作用を持ち合わせている。
交感神経が優位になると何が良いのか? それは、心拍数の増加と筋肉からの血管を拡張させる物質の運搬能力向上などの影響で、筋肉内への血液循環が促進され、体内のエネルギーを消費する基礎代謝も上がるというメリットがあると思います。 朝のうちに基礎代謝を高めてしまえば、一日を通して代謝が高い状態で過ごすことができるのではないでしょうか?
ダイエットと運動、ダイエットと筋トレ成功の秘訣
「頑張りすぎない」が成功の秘訣ではないでしょうか?
生活の中で「ながら運動」など気兼ねなくいつでもできることを継続することが重要だと思います。
例えば、 ・歯磨きをしながらスクワットをしてみる。 ・洗い物をしながらカーフレイズ(背伸び運動)をしてみる。 ・エスカレーターやエレベーターの利用を階段に変えてみる。 ・一駅手前の駅で降車して歩いて帰ってみる。 無理なく自身のペースでできることを取り入れてみてもよいのかもしれません。
○○制限、○○するだけダイエットなど、流行に左右されることなく、自身に合った方法を見つけ出し、コツコツと長期的に継続し続けることが、結果につながります。
ポイントは、
- 食べずに痩せるはダメ。
- 栄養は自然食品から摂取する。
- 食事のタイミングを考える。
- 調理の仕方をほんの少し工夫する。
- 運動は筋肉・関節が動く状態にしてから始める。
- 筋トレは筋量を増やす目的ではなく、筋活動を増やす目的で行う。
- 運動のタイミングを考える。
- 生活の中に運動を取り込む。
正しく理解し、準備をし、継続する。当たり前のことですが、これに尽きると思います。
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